天竜川流域一帯で3県合同水難救助訓練

子育て・医療・福祉

[ 2011年 10月 13日 木曜日 14時27分 ]

 天龍村神原の天竜川流域一帯で12日、飯田広域消防本部、静岡県浜松市消防局、愛知県新城市消防本部による合同水難救助訓練が行われた。3機関から計39人が参加し、水難事故発生時における応援・連絡体制の確認や連携の強化を図った。

 南信州広域連合と浜松市、新城市の両市は消防相互応援協定を締結しており、この協定に基づき、毎年各地で合同訓練や研修などを行い、災害発生に備えている。この日の訓練は、天竜川の県境付近でラフトボートが転覆し、複数人が下流に流されたとの想定で実施された。

 災害発生の通報が入ると、協定に基づく応援要請を両消防本部に要請。同村神原の水神橋に3消防の指揮本部が設置され、指揮系統や活動方針が検討され、各隊員へと伝えられた。捜索を行い、天竜川の中州で要救助者2人を発見すると、飯田広域消防がボートを使い救助し、阿南病院へと搬送した。救助した負傷者からの証言により、さらに1人が下流に流されているとの状況が判明したため、浜松市消防局にヘリコプターの出動を要請。ヘリとボートによる捜索で要救助者を発見すると、ヘリによるピックアップで救助した。

 訓練を終え飯田広域消防では、「山間の県境付近では、土砂崩れなど、災害の発生が懸念される。今回の訓練を糧に、相互応援協定を十分に運用できるよう、3消防の連携体制をより強化できれば」と話していた。

  

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