女子短大が中高生対象の福祉体験会

子育て・医療・福祉

[ 2016年 8月 20日 土曜日 14時57分 ]

短大で福祉見学体験会

 飯田市松尾代田の飯田女子短期大学は19日、中学・高校生を対象とした福祉見学体験会を開いた。市内の学校に通う11人が参加し、介護の心構えや福祉用具の操作について学んだり、施設を見学・体験した。本年度の県介護の次世代育成促進事業。

 

 中高生に介護福祉や実際の現場について知ってもらい、福祉の仕事への興味を深めてもらおうと初めて開催。家政学科生活福祉専攻の教諭から、高齢者とのコミュニケーションや福祉用具を使った介助方法などを学んだ。介護福祉士を目指す同専攻の学生6人も参加し、中高生の補助に当たった。

 

 はじめに、視界が狭くぼやけて見えるメガネを掛けて高齢者の体の状態を疑似体験したり、ペアになってあいさつの練習。車椅子利用者とは目線の高さを合わせて接するよう助言され「笑顔とあいさつはコミュニケーションの入り口。大きな声で聞こえるようあいさつをして」と指導された。

 

 続いて車椅子の移動介助に挑戦。操作方法について聞いた後、実際に乗ったり押してみながら介助の仕方を学んだ。参加者は「押している時は利用者に話しかけてみて」「方向を変えたりする時は一言声を掛けてからするように」などと説明を受けながら、速度や扱い方に注意して車椅子を押していた。

 

 次に、福祉用具を利用した介助を体験。ベッドから車椅子への移動用のリフトや、床ずれ予防などに使用するスライディングシート、電動ベッドなどを使い、教諭や学生から指導されながら介助を行った。

 

 リフトを使った介助では、ベッド上で利用者役の参加者をシートの上に載せ、シートをリフトでつり上げて車椅子に移動させた。参加者は安全に気を付け、リフトの器具にシートをしっかりと固定させてからゆっくりと体を持ち上げていた。

 

 飯田東中1年の女子生徒(13)は「友だちに誘われて参加した。福祉用具を使って介護する人の負担を減らすことができるのはすごいと思った。福祉の仕事は難しそうだけど、どんなことをするのか知ることができてよかった」と話した。

 

 続いて松尾代田の社会福祉法人萱垣会の特別養護老人ホーム「シルバーハウスゆめの郷」へ移動して昼食前の準備に参加し、施設利用者とのコミュニケーションや介助を体験したり、施設内を見学。また職員から介護に関する話を聞き、体験のまとめを行った。

  

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