女子短大が65歳以上対象に健康増進教室

子育て・医療・福祉

[ 2015年 2月 7日 土曜日 11時35分 ]

 飯田女子短期大学は昨年12月からことし2月にかけて、65歳以上を対象とした健康増進教室を飯田市内で開いている。市内在住の28人が参加。同短大家政学科教員による講義や実習などを通して、健康的な体づくりに取り組んでいる。長野県大学・地域連携事業助成活動。

 橋北地区健康福祉委員会と共催し、そしゃくと栄養、運動の大切さを学んで健康増進に生かすことを目的に、全5回開講。初めに握力やかむ力の測定、食事調査などを実施して各参加者の体の状態を調べ、かむことの重要性や低栄養を予防する食べ物について、講義や調理実習を通して指導した。

 また旭松食品(同市駄科)の協力で用意した固めの高野豆腐を参加者に配布。普段の食生活に取り入れてもらうことで、かむ力を鍛える。

 このほど橋北公民館で開いた第4回講座では、介護予防運動指導員の資格を持つ富口由紀子さんが講師を務め、介護予防のための運動を指導。はじめに講義を行い、運動の大切さや筋肉を鍛えるこつなどを語った。

 富口さんは、運動器の障害によって日常生活に必要な身体の移動に関わる機能が低下する「ロコモティブシンドローム」について解説。「要支援・要介護になる一番の原因は運動器の障害。ロコモを予防するためには、骨の周りの筋肉を鍛えること。筋肉は運動や栄養によって増やせる。70、80歳からでも筋肉量を増加させることができる」とした。

 「運動は無理をせずに続けられるもの、自分の弱点を克服するためのものを。自ら動くことを心掛けて生活を活性化させ、毎日を笑顔で過ごせば健康寿命が延びる」とし、筋力と柔軟性、バランス能力を身に付けるよう呼び掛けた。

 続いてストレッチと運動を行った。椅子に座り、首を曲げたり肩を回したりと、少しずつ体を動かしていった。タオルを使ったストレッチでは、両手でタオルを持って体を伸ばしたり、背中に回して腕を上下に動かしたり。タオルを結んでボールを作り、二人一組になってキャッチし合う場面もあり、「せーの」と声を掛け合いながら取り組んでいた。

 14日に開く第5回講座では、それぞれの体の状態を調査して取り組みの効果を測定し、まとめと修了式を行う。

  

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