市消防団救護班長が資格取得 地域に応急手当の要領を

子育て・医療・福祉

[ 2014年 12月 23日 火曜日 11時03分 ]

 住民や団員に普通救命の要領を指導できる「応急手当普及員」の資格を取ろうと、飯田市消防団の団員7人が23日までの休日3日間を利用して、東栄町の飯田広域消防本部で講習を受けた。

 救命の基礎を身に付けている予防救護班長以上を対象に開き、男性4人と女性3人が受講。1日8時間の座学と実習で救護と医療の基礎知識、AED(自動体外式除細動器)を使った心肺蘇生と異物除去、止血などの手順、それらの指導方法について、広域消防の職員に学んだ。

 講習初日の20日午後は人形を使い、改正された災害救助法に沿った呼吸の確認方法などを念入りに学んだ。

 20日の指導責任者を務めた阿南消防署和田分署の救急救命士(44)は「上級救命講習を受けている皆さんとあって非常にレベルが高く、休日を使って受講する姿勢には頭が下がる。指導者としてさらにスキルアップして」と話していた。

 養成講座は昨年に続いて2回目。資格を取ると、広域消防の職員とともに住民や団員に普通救命の手順を指導できるようになる。

 第2分団の予防救護班長を務める女性(33)は「地区内では昨年あたりから『AED講習を開いてほしい』という声が聞かれる。資格を得て地域の要望に応えたい」と話し、真剣な表情でメモを取っていた。

 市は大規模災害に備え、将来的には広域消防の職員がいない会場でも講習が開ける「指導員」を各分団に配置したい考えで、普及員の養成は「その足がかり」(危機管理室)と位置付けている。

  

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