広域消防本部が介護老人施設で消防演習

子育て・医療・福祉

[ 2013年 11月 13日 水曜日 9時25分 ]

 飯田広域消防本部飯田消防署は秋の火災予防運動期間中の10日、飯田市上郷黒田の市立病院上郷介護老人保健施設「ゆうゆう」で消防演習を実施した。消防関係者らをはじめ、同施設職員や地域住民らも参加して、施設内からの火災を想定した消火・非難訓練を展開。有事の際の対応や連携のあり方を再確認した。

 同運動期間中に毎年行う恒例の訓練。ことしは長崎県で2月に発生したグループホーム火災などを受け、地域との連携によるスムーズな避難誘導を最重点課題に実施。消防、消防団、警察をはじめ、市危機管理課、上郷まちづくり委員会、地元の上郷下黒田南自治会住民も加わった約150人が参加した。

 夜間に1階北側の厨房から出火―との想定で職員が発見、通報し、消防隊員が駆けつけ本部を設置後、迅速な避難誘導に努めた。負傷した入所者を消防隊員や消防団員がエアーストレッチャーを使って救助した他、はしご車も出動して施設3階からの救助に当たった。駐車場では放水訓練も行われ、地域住民らは負傷者を車いすで救護場まで搬送するなど連携・協力の仕方も確認した。

 参加した下黒田南自治会の住民らは「車いす一つとっても動かすのに一苦労する。いい勉強になった」と話した。訓練を見守った同消防本部の山田耕三消防長は「地元地域との連携を図った避難誘導訓練は大変有意義なものになった。地域との密着があってこそ迅速な対応ができる」などあらためて連携の重要性を強調した。

  

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