新型インフルワクチン、 接種は来月9日から

子育て・医療・福祉

[ 2009年 10月 28日 水曜日 15時47分 ]

 県は26日、新型インフルエンザワクチンの優先接種スケジュールを発表した。妊婦や基礎疾患(持病)のある患者は11月2日から医療機関で予約を受け付け、最も早い人は同9日から接種を始める。接種を行う医療機関は今月29日に県ホームページなどで公表する。

 国の定めるワクチン接種の標準的なスケジュールに沿った内容だが、国が接種回数を2回から1回に見直す可能性もあるため、変更となる場合がある。接種は原則予約制で、個々の医療機関によって予約開始日が異なることもあるという。

 県のスケジュールによると、妊婦のうち、保存剤を含む「バイアル製剤」の希望者や、基礎疾患のある患者で「最優先」とされた人は11月9日から接種を開始。続いて、妊婦のうち、保存剤を含まない「シリンジ製剤」の希望者が同18日から接種を受けられる見込み。

 基礎疾患の患者のうち「その他」と1~6歳の乳幼児は12月9日、小学1~3年生は12月22日、1歳未満児の保護者などは来年1月13日からの接種開始を予定。小学4~6年生と中学生は来年1月後半、輸入ワクチンの使用を見込む高校生と65歳以上は1月中の開始を予定している。

 基礎疾患者は1歳から小学3年相当の低年齢者を最優先としているが、さらに疾患ごとに優先基準が定められている。県は「国の基準を参考に総合的に判断するため、主治医に問い合わせてほしい」としている。

 限られたワクチン接種を円滑に実施するための注意点として「1人で複数の医療機関へ予約することは避けてほしい。ほかの人への接種が遅れてしまう可能性がある」と指摘し、協力を呼び掛けている。

   *   *

 飯田保健福祉事務所は27日に「飯田下伊那地域でも新型インフルエンザの流行が始まった」との見解を示し、感染予防や拡大防止策の徹底、感染の疑いがある場合における医療機関の受診方法の把握などを呼び掛けている。

 飯伊の定点医療機関8カ所におけるインフルエンザ患者の平均数は、10月19―25日の週に9・12人となり、前週の3・88人から急増。インフルエンザ注意報基準の10人に近づいている。同所は県のウイルスサーベランス(検体調査)を踏まえ「患者のほとんどが新型インフルとみられる」としている。

 「他県の事例から、注意報基準に達すると急激に感染者が増加する恐れもある」と注意を喚起。外出後や食事前の手洗いやうがい、十分な睡眠など日常生活における感染予防策の徹底に加え「急激な患者数の増加を避けるため、学級閉鎖などがある地域では、多数が集まるイベントや会合の開催、参加をできるだけ控えてもらえれば」と求めている。

 38度以上の高熱やせき、のどの痛みなどのインフルエンザ症状が出た場合は、できるだけ日中に、かかりつけ医(近くの医療機関)へ電話連絡した上で、マスクを着用して受診するよう要望。基礎疾患がある人や妊婦、症状の急変時は速やかな受診を促している。他者への感染拡大を防ぐため「発症後7日間または解熱後2日を経過するまでは外出を控えてほしい」としている。

  

関連の注目記事

powered by weblio


  

こちらの記事もどうぞ(広告を含む)