昼神温泉郷でリハビリ旅行

子育て・医療・福祉

[ 2015年 5月 18日 月曜日 9時43分 ]

 東京のリハビリ推進センターと昼神温泉エリアサポートによるリハビリ旅行が、14日から16日にかけ、阿智村昼神温泉郷などで開かれた。今回は、近くの妻籠宿を訪問。リハビリを兼ねて中山道を散策し、宿場町の歴史に触れた。

 在宅でリハビリを続ける人々に、旅行を通じて目標と達成感を与えようという試み。リハビリ推進センターにより伊豆の稲取温泉郷と昼神温泉郷の2カ所で実施しており、昼神温泉での受け入れは、2年前の秋から始まり4回目になる。

 昨春はハナモモ、昨秋はリンゴ狩りと星空鑑賞を体験。今回は南木曽町の妻籠宿をメーンに、5組7人とリハビリスタッフの計13人が参加した。

 旅先はバリアフリーでない場所も含まれており、段差や階段の上り下りなどリハビリを兼ねて行っている。15日、妻籠宿を訪れた一行は宿場町の町並みを楽しみながら脇本陣奥谷へ到着。囲炉裏(いろり)を囲みながら、現地のガイドから古い建物の仕組みや町並み保存活動について話を聞き、島崎藤村自筆の詩や明治天皇が立ち寄った部屋などを見学した。

 毎回リハビリ旅行に参加している東京都の男性(71)は「山しかないと思っていたが、来るたびにいろいろな見所がある。稲取温泉へもいいが昼神温泉のほうがおもしろい」と喜んでいた。

 リハビリ旅行受け入れを中心になって進めてきた昼神温泉エリアサポート取締役で清風苑の伊壷弘一社長は「昼神温泉に来るのを楽しみにリハビリを頑張っていただいていることをうれしく思う。高齢化が進むが、リハビリ旅行の取り組みがさらに広まってほしい」と話していた。

  

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