歯科医師会と薬剤師会が合同研修会

子育て・医療・福祉

[ 2011年 7月 15日 金曜日 8時21分 ]

 飯田下伊那歯科医師会と飯田下伊那薬剤師会はこのほど、「高齢者歯科医療と口腔の知識」と題した合同研修会を飯田市東新町の同歯科医師会館で開いた。両会の会員ら約80人が参加し、歯科口腔疾患と全身疾患の関連性のほか、服用薬に由来する口腔症状と留意点などを学んだ。

 合同研修会は4回目で、専門家同士が連携を深め、学んだ内容を市民の健康保持、向上に役立てる狙い。今回は全身疾患と歯科口腔疾患を併せ持つ高齢者が多い現況を踏まえ、国立長寿医療研究センター病院歯科口腔先進医療開発センターの歯科口腔先端診療開発部部長の角保徳さんを講師に迎えた。

 角さんは「全国の大半の病院で高齢の入院患者の口腔ケアがままならないのが現状」と指摘。歯周病などと心筋梗塞、脳梗塞、糖尿病との因果関係をデータを交えて解説し「介護予防の観点からも口腔ケアは重要」と呼び掛けた。脳梗塞や認知症などを患った高齢者らの口腔内の異常症例も写真で示し、入院時の口内管理の重要性を強調した。

 薬剤に起因する口腔症状については、具体的な製品名を挙げながら、それらの副作用で起きる口腔乾燥や歯肉増殖症、口腔出血などの症状を説明。持病の服用薬によっては口腔疾患を助長することを伝え、注意を促した。

 一方、服薬情報を一元管理するため、薬剤師会などが推奨する「お薬手帳」によって副作用の原因薬剤が判明し、その後の適切な治療に結び付いたケースも報告した。

 講義の締めくくりにあたっても、改めて歯科口腔と全身の相関性について説明した角さん。「歯科医院には口腔内以外の様々な疾患を持つ人たちも訪れる」と話し、医療関係者らのさらなる連携を期待していた。

  

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