母親のための防災講座開く~災害から小さな命を守る

子育て・医療・福祉

[ 2012年 8月 25日 土曜日 9時53分 ]

  災害から子どもの命を守るための母親向け防災講座が23、24日の両日、飯田市鼎地区で開かれた。アウトドア流防災ファシリテーターの女性が講師を務め、基礎と応用の2パートで指導した。

 市鼎公民館の子育てサークル「子育てネットワークすくすくの樹」が主催し、同館が共催。初日は公民館に20人が集まり、座学の基礎編を行った。

 グループに分かれて昨年3月の東日本大震災の経験や当時の思いを共有しあった後、震災をひき起こしたプレート境界型地震と、飯伊では伊那谷断層帯での発生が懸念されている活断層型地震のメカニズムを学習。揺れの時間について活断層型が12―15秒、プレート型が4―5分とした講師は「いざという時は、とりあえずその場で身を守ることしかできない」とし、「あらかじめ地域を安全な状況にしておくことが大切だ」と強調した。

 危険な場所として挙げたのは、耐震基準が改正された1981年以前の建物やブロック塀、クーラー室外機、屋根瓦など。周囲にブロック塀が多いとする母親たちの声には「なくそうとするのが今の世の中の流れ。地域の人たちを巻き込んで意識を共有することが大切」と呼び掛けた。

 避難するために事前準備すべきものも解説。携帯電話や笛、LEDランプなどを挙げると、携帯電話の地震速報について「鳴った場合は抜き打ち訓練の合図だと決め、常に練習をして自分に意識付けることが重要」とした。

 24日は応用編として鼎体育館で実技を行い、アウトドアの知恵から身を守る手法を伝えた。

  

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