泰阜村が直下型地震想定した図上訓練

子育て・医療・福祉

[ 2011年 9月 2日 金曜日 9時33分 ]

 泰阜村は1日、防災の日にあわせ、飯田広域消防本部の協力で直下型地震を想定した図上シミュレーション訓練を実施した。各課長や防災担当者、村消防団長らが参加し、地震発生後、次々と報告される災害想定の対応に追われた。

 同訓練は、防災担当者に突然の災害における適切な対応を身につけようと実施。実際の災害に近い場面を設定し、次から次へと報告される災害状況を把握しながら、訓練参加者がいかに対処するかを検討・判断する訓練で、初動体制、避難指示、災害派遣要請、情報提供などの実践上の経験の向上、地域の防災計画・マニュアルの検証にもつなげる。

 現在予想される地震のうち、最も大きな被害が起きる伊那谷断層帯による直下型地震を想定。午前10時に同村が震度6強の強い揺れを受け、村内各所で家屋の倒壊や土砂崩落などが起きた。

 村南北をつなぐ泰平トンネルが崩落した想定で、村南部地域に火災が発生、特別養護老人ホームの入居者の避難対応や各地の避難所の把握などの困難な状況に追われながら、トンネル不通時の南部地域への職員派遣や空白地、孤立地の把握など大規模災害対応への課題や検討すべき点を洗い出していた。

 飯田広域消防は管内の全市町村へ図上訓練の実施を呼び掛けている。今回の泰阜村のほか、8月に喬木村と天龍村で実施したほか、平谷村で昨年実施、飯田市では独自に図上訓練を実施している。

  

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