清内路トンネルで合同防災訓練行う

子育て・医療・福祉

[ 2009年 12月 3日 木曜日 8時31分 ]

 下伊那郡と木曽郡の郡境にある清内路トンネル(全長1642メートル)内での交通事故と車両火災を想定した合同防災訓練が2日、南木曽町側のチェーン着脱所を主会場に行われた。飯田建設事務所によると、供用開始の年に訓練を行って以来9年ぶり。木曽と飯田の消防や警察など関係機関から約60人が参加し、災害発生時の対応や連携体制を確認した。

 同トンネルは木曽谷と伊那谷を結ぶ基幹道路の一つで、2000(平成12)年7月に供用開始。飯田建事所によると、この年に行ったきりしばらく訓練をしていなかったものの、木曽広域消防本部の提案で9年ぶりに合同訓練が実現。トンネルの両側を管轄する木曽と飯田の広域消防本部、警察署、建設事務所、阿智村消防団と南木曽町消防団が参加した。

 トンネル内で乗用車2台が正面衝突する交通事故が発生し、重傷者1人が車内に閉じ込められた―との想定で、トンネル内の非常電話で通報するところから行った。情報伝達と出動訓練、警察官らによる交通規制、消防による救助訓練もあり、車両火災を想定した消化訓練では実際に放水した。

 木曽広域消防の奥原秋夫消防長は「トンネルの中での活動は危険が伴うが、訓練の結果を十分検証して災害対応に役立てて」、木曽署の白鳥公雄署長は「清内路トンネルは行政の境目で、いかに連携して対応できるかにかかっている。初動対応を誤らないよう、引き続き協力をお願いしたい」と、それぞれ講評。

 飯田建設事務所の城之内高志所長は、道路管理者としての課題も確認したとして「それぞれの立場で課題があったと思う。マニュアルの点検など今後に生かして」と話していた。

  

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