特養老人ホーム飯田荘で開所式開く

子育て・医療・福祉

[ 2018年 11月 20日 火曜日 16時17分 ]

移転改築の飯田荘のテープカット

 移転改築を進めていた飯田市の特別養護老人ホーム飯田荘(同市東栄町)と併設の市介護予防拠点施設が完成し、19日に開所式が開かれた。入所者の利用は25日からを予定している。旧施設は年度内に解体、撤去し、跡利用は今後に決める。

 旧施設は1975(昭和50)年の建設で老朽化が進み、市は北側近接地(飯田広域消防本部対面)への改築を決めた。設計・建設費は約8億8000万円(解体撤去費含む)、設備費や土地取得費は計約1億6000万円。財源のうち、約1億5000万円は県の補助金を充てる。

 新施設は鉄骨造一部木造平屋建ての2014平方メートル。入所定員は市内の民間施設の整備計画も踏まえ、長期入所が現行の半数となる30人、短期入所は現行と同じ10人の計40人となる。

 特養棟は長期入所の15部屋や短期入所の5部屋、食堂や浴室などで構成。居室は1室定員2人だが、仕切りを設けてプライバシーに配慮する。

 介護予防拠点施設には、機能訓練室に加えてカフェコーナーを設け、認知症の人や家族らの憩いの場となる認知症カフェを開く。地域の高齢者たちの交流スペースとしても活用する。

 開所式には地区や工事の関係者、利用者の家族会の代表など約50人が参加。玄関前でテープカットを行い、市民の安心の暮らしに寄与する施設の完成を祝った。

飯田荘の愛称は「ゆとぴいいだ」

 開所式では、公募による施設の愛称が発表され、飯田荘は「ゆとぴいいだ」、介護予防拠点施設は「おまめでサロン」に決まった。

 それぞれ40件近い応募の中から、市社会福祉協議会や地元自治組織の会長などによる審査会をで決定。ゆとぴいいだは市内の公務員の小林弘さん、おまめでサロンは市内の団体職員の澤柳英里さんが名付けた。

 ゆとぴは「理想郷」などを意味する「ユートピア」の類義語といい、小林さんは「多くの人たちに親しんでもらえる施設になれば」と話した。

  

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