看病の母親働く場にも 笑顔の花がハッピーハンドメイドプロジェクト

子育て・医療・福祉

[ 2019年 1月 30日 水曜日 15時52分 ]

 病気とともに生きる子どもの家族を支援しようと活動している任意団体「笑顔の花」が、手作り小物の販売を計画している。「ハッピーハンドメイドプロジェクト」と名付け、多くの母親たちや家族が「少しでも明るい気持ちで子どもに寄り添えるように」と願う。同時に、母親たちの就労の機会にもしたい考えだ。

 茅房栄美代表(42)=豊丘村神稲=自身に心臓疾患のある娘(5つ)がいて、県立こども病院(安曇野市)で看病した経験を持つ。そこで母親たちが食事もままならない様子を目の当たりにし、病児に携わる関係者らの栄養状態を改善しようと、友人に依頼して栄養豊富な手作り弁当を院内で販売するなどしてきた。

 いま計画しているのは、可愛らしくおしゃれなハンドメイド品の販売。現在はガーゼマスクのみ販売しているが、購買者のニーズを聞き取りながら、胃ろうカバーや気管切開をカバーするスタイ、着替えやすい病衣など、医療的ケア児に必要な小物を中心に商品化していく。「笑顔―」が運営するネット通販サイトや協力店舗での販売を予定し、ブランド名は「祈~inori~」。

 また看病のために外に働きに出られない母親たちが、在宅で働ける機会にもしたい。茅房さんは「(子どもに付きっきりの)お母さんたちも、今は大変かもしれないけど、働くことで社会とつながれると思う」と話していた。

 「笑顔―」は昨年4月に発足し、今夏にNPO法人化の予定。10月には子ども病院近くに一軒家を改築し、遠方から来る家族が滞在できる拠点を開設する予定。

 ハッピーハンドメイドプロジェクトでは協力者を募っている。問い合わせは茅房さんの電話(080・4122・0817)かメール(richess088@gmail.com)へ。

◎写真説明:ミーティングの様子。ニーズや商品化に向け意見を交換した

  

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