福祉の町づくり目指し 特養阿南荘の完成祝う

子育て・医療・福祉

[ 2012年 2月 29日 水曜日 15時00分 ]

 阿南町北条川田の特別養護老人ホーム阿南荘の竣工式が28日、開かれた。式典には、飯田下伊那各町村の首長や議長や国会、県議会の議員、地元関係者など来賓160人が訪れ、生まれ変わった阿南荘の新たなスタートを祝った。

 式典で佐々木暢生町長は「多床室から個室となり、一人一人のプライバシーを尊重し家庭的なサービスを提供できるようになった。また、公設民営のメリットとして居住の負担軽減措置を設けた。少子高齢化で在宅では対応しきれない状況を迎えるなか、施設サービスを充実させ、30年、40年先を見据えた設備拡充で福祉の町としてサービス向上に努めていきたい」とあいさつ。

 また、運営する社会福祉法人サンあなんの佐々木宣夫理事長は「すべての利用者が尊厳をもって暮らせるよう理事、職員一丸となって取り組みたい」と抱負を語った。

 阿南荘は1974年に4カ村の組合事業として同町北条中谷地籍に開設。83年に30床を増築し定員80人の施設になった。施設の老朽化と個室ユニット型サービス移行の必要性から、2005年から移転改築の検討を開始。公設民営方式により09年から11年にかけて整備した。

 同施設の敷地面積は1万3575平方メートル。建物は鉄骨造り平屋建てで、延べ床面積は4152平方メートル。用地取得や造成、建設費などを含め阿南町が約12億円を投じて完成させた。

 定員は現在の阿南荘と同じく長期80人とショートステイ4人の計84人。個室ユニットで10部屋ずつ8つのユニットに分かれており、各ユニットが広々とした共同生活スペースを囲むように個室を配置した。3月4日に一般向けの内覧会を開催。10日に引越し作業を予定している。

  

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