訪問看護ステーション開設

子育て・医療・福祉

[ 2020年 4月 2日 木曜日 15時05分 ]

 阿南病院は1日、指定訪問看護事業を提供する「阿南病院訪問看護ステーションさくら」を開設した。下伊那南部5町村でつくる南部総合事務組合が2017年度から運営してきた「訪問看護ステーションさくら」と、同院の訪問看護事業を統合。南部5町村と飯田市南信濃を対象エリアに、常勤看護師3人、非常勤看護師3人の6人体制で365日24時間対応し、かかりつけ医の指示に基く看護ケアで、地域の在宅療養を支援する。

 さくらは、1999年に県看護協会(松本市)の訪問看護ステーションとして開設。県の指定を受け24時間体制で訪問看護事業を展開したものの収益が安定せず、2016年度に同協会が撤退すると「地域の在宅療養、介護を守る上でさくらの役割は重要」と、同組合が運営を引き継ぎ、5町村が赤字分を負担してきた。

 高齢化の進展や中山間地という土地柄から、訪問看護の需要増が見込まれる一方で看護師不足という課題がある中、同組合は持続性のある安定的な運営体制を確保するため、24時間対応ではないものの、病院を利用する患者を対象とした訪問看護事業を行う同病院に運営の統合を要請した。

 金田緑所長(50)は「阿南病院と統合したことで、さくらの利用者から安心感が増したという声もいただいている。利用者や家族が安心して在宅療養できるよう、スタッフ一同力を合わせていきたい」、清水和文副所長(66)は「医療機関やケアマネージャーらとの連携を深めながら、地域包括ケアの一翼を担っていく」と力を込めた。

◎写真説明:阿南病院内に開設した訪問看護ステーション

  

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