車上検査の実演を公開

子育て・医療・福祉

[ 2020年 5月 27日 水曜日 15時40分 ]

 新型コロナウイルス感染症の「飯田市地域外来・検査センター」での患者受け入れを前に、飯田市などは26日、施設の一部を報道関係者に公開し、患者役の市職員らが実演した。かかりつけ医や有症状者相談窓口(飯田保健所)を通した「紹介・完全予約制」で、ドライブスルー方式で初期診断や検体採取を行う。

 防護服やフェースシールドなどの感染防止対策を施したスタッフが、車に乗った患者役の市職員を相手に検査の流れを実演した。患者は車内から出ずに鼻から検体を採取された後にそのまま帰宅する流れで、初期診断、医師による問診、検体採取までの時間は10分程度。

 センターは25日に飯田産業センター内の旧工業技術センター(同市上郷別府)に開設。26日から検体の採取を始めた。

 市担当課によると、検体採取は月曜から金曜日の午後1時から2時間以内とし、1日上限10人。当日午前10時までの予約分を受け入れる。当面は飯田下伊那地域の5病院が輪番制で医師、看護師、臨床検査技師を派遣する。

 検体検査は主に飯田市立病院が担い、より迅速に結果が判明する「LAMP(ランプ)法」は重症者を優先。ランプ法だと4時間で陽性、陰性の判定結果が出るといい、陽性患者に対して迅速な対応が取れる。

 民間の検査機関でのPCR検査も選択していくが、検査体制強化のため今後は市立病院にPCR検査の機器を導入する予定。

 検査対象は飯田下伊那地域の患者。初診料、診察情報提供料などは保険診療と同様に患者の負担となるが、患者の住所地の市町村が負担するため、検査は無料で受けられる。

 センターは県の委託を受けて市が設置し、飯伊地区包括医療協議会に委託して運営する。

◎写真説明:検体採取の流れを実演する市職員ら

  

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