飯田で「RUN伴」初開催 認知症への理解深める

子育て・医療・福祉

[ 2016年 9月 26日 月曜日 15時09分 ]

市役所でゴールテープを切る参加者ら

 認知症患者や家族、支援者がリレーをしてたすきをつなぐ「RUN TOMO―RROW2016(RUN伴=ランとも)」が25日、県内で初めて開かれ、飯田地区では最多となる21チーム115人が市街地に設けられたルートを走り、認知症への理解を訴えた。

 認知症の人が地域へ出ていく、地域住民が認知症の人と出会う、地域づくりのアクションを起こす―の初めの一歩を踏み出すことをコンセプトに日本縦断を目指すプロジェクトの一環。NPO法人認知症フレンドシップクラブ(東京都)と実行委員会が主催し、第6回のことしは北海道から沖縄までの全国6500キロを14ブロックに分け、11月までに計1万1000人がたすきをつなぐ。

 初参加の県内は23日から千曲、上田、松本などで、この日は諏訪から飯田までの全8地区で実施。飯田地区では事業所や病院、市社会福祉協議会、認知症の人と家族の会「わたの実会」が実行委員を組織して開いた。

 参加者は認知症サポーターカラーのオレンジ色のTシャツを着て飯田市街地の約6・2キロをチームごとに走り、ゴールの市役所に届けた。リレーに参加した同会の松川光子代表と高島孝子副代表は「認知症の参加者もきょうを楽しみに待っていた。認知症になっても安心して暮らしていけるまちを目指し、継続開催、情報発信していきたい」と話した。

 飯田病院認知症疾患センターにことしから勤務し、今回のイベントの事務局を務めた女性(25)は「多くの参加を得ることができてうれしい。イベントを通じて認知症への理解を得たい」、小宮山徳太郎実行委員長は「関心が高いことも分かり、継続することで全国に活動をアピールしていければ」と述べた。

  

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