飯田保健事務所が肺の汚れを測定

子育て・医療・福祉

[ 2015年 6月 2日 火曜日 8時51分 ]

 2020年、スモークフリーの国を目指して~東京オリンピック・パラリンピックへ向けて~―を全国共通テーマに掲げる「禁煙週間」をPRするため、県飯田保健福祉事務所は1日、飯田合同庁舎1階玄関ホールで肺の汚れが20秒で分かる簡易測定を行った。

 禁煙週間は、世界保健機関による「世界禁煙デー」の先月31日から6日まで実施中。喫煙は、がんをはじめ多くの疾患の危険因子であるとともに、喫煙者の周囲にいる人の受動喫煙による健康被害への影響が指摘されている。もはや喫煙習慣は個人の嗜好にとどまらない健康問題となっている。

 同事務所では「たばこを吸う人も吸わない人もこの機会に、たばこのもたらす健康への影響を考えていただきたい」と啓発活動を計画。1日から5日まで同玄関ホールにたばこに関するパネルなどの展示とリーフレットの設置を行っている。

 肺の汚れが分かる簡易測定は、職員が昼休みの午後0時半から1時まで実施。呼気中の一酸化炭素濃度を測定し、息の中にどのくらい有害物質が含まれているか認識してもらった。

 トップバッターで簡易測定を受けた下條村の男性(68)は「自分ではもう少しニコチンなどの物質がたくさん出ると思っていたが、測定結果は大気汚染の上限で安心した」としながらも、「たばこは健康のためにはよくないとあらためて感じた。肺が汚れていてもたばこをやめると徐々にきれいになってくる」と話していた。

 同事務所ではこのほか、公用車に禁煙週間を周知するシートを貼付(禁煙宣伝カー)したり、終日全面禁煙を行っている飲食店や医療機関、娯楽施設などを募集して「おいしい空気の施設」に認定し、県ホームページで紹介している。認定施設は3月2日現在、県内1223施設、うち飯伊地域62施設(5・1%)となっている。認定条件などの問い合わせは、同事務所健康づくり支援課(電話0265・53・0443)へ。

  

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