飯田医師会が定時総会、在宅や看護師確保に力

子育て・医療・福祉

[ 2014年 6月 19日 木曜日 12時04分 ]

 昨年4月に一般社団法人に移行した飯田医師会(市瀬武彦会長)は16日、定時社員総会を飯田市錦町のシルクホテルで開いた。市瀬会長は在宅医療体制の確立や看護職員不足への対応を「地域全体の問題」ととらえ、会員の医師たちに理解と協力を呼び掛けた。

 会員296人のうち、委任状194通を含む計236人が出席。3月末の臨時総会で2014年度の事業計画と予算は承認しており、今総会では13年度の事業報告と会計収支決算を協議の上、原案通り承認した。

 市瀬会長は高齢化社会の進展に伴う国の医療制度における「在宅シフト」の流れに触れ「医療機関が役割を分担して連携を図り、地域の実情に応じた包括ケアシステムの構築が不可欠」と指摘。医療・介護・行政など多職種連携の在宅チーム医療を進めるため、県の補助制度を活用した人材育成に主体的に取り組むことを伝えた。

 看護職員確保対策では、国・県の「新たな財政支援制度」の採択を目指し「看護職員等養成所及び研修所設立準備事業」を県へ提案したことを報告した。「潜在看護師の発掘や再教育、看護職員の養成には専任看護教員が不可欠」として、設立に向けた重要条件の一つに、財政支援制度を活用した教員養成を位置付けた。

 議事のうち、前年度の事業報告によると、会主催の学術講演会(計12回)をはじめ、各種の研修・研究会(75回)を積極的に開き、先進を含む医療の知識と技術の研さんを重ねた。看護職員の雇用の現状や今後の需要を把握するアンケートを実施し、確保対策の検討に活用している。

  

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