飯田医師会と飯伊首長の懇談会

子育て・医療・福祉

[ 2016年 11月 26日 土曜日 14時53分 ]

002医師会と首長の懇談

 飯田医師会(古田仁志会長)の役員と飯田下伊那14市町村長の懇談会が22日夜、同市錦町のシルクホテルであった。看護職員の確保対策や地域包括ケアシステムの構築に向けた課題などを共有した。

 看護職員の確保については、医師会側の要望も受け、南信州広域連合として新年度から、圏域の就職を促すための独自の修学資金(奨学金)制度の運用を目指していることを説明。圏域の医療機関や介護福祉施設で5年間、看護職や助産師、保健師として従事すれば返還を免除する内容で、28日の同広域連合議会で議案を提出することを伝えた。

 一方、飯田医師会側は地域包括ケアシステムに関し、県の地域医療構想(素案)を踏まえた課題を指摘。療養病床の削減による在宅誘導のシナリオと圏域受容力の実態のかい離を訴え「居宅療養を支えるシステムが整備されないまま進めば、介護難民が増え、現場は混乱に陥る」と警鐘を鳴らした。

 在宅かかりつけ医を現場で支える訪問看護人材の確保や圏域内の退院調整のルールづくりへの支援を求めるとともに、行政の主体的かつ積極的な関わりを要望。地域包括ケアシステムの構築に向けた情報共有や飯田下伊那診療情報連携システムの活用促進なども求めた。

  

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