飯田市「健康づくり家庭訪問」開始、元気な高齢者を対象に

子育て・医療・福祉

[ 2010年 11月 4日 木曜日 15時25分 ]

健康づくり家庭訪問 飯田市は2日、地域健康ケア計画で重点プロジェクトの1つと位置づける「健康づくり家庭訪問」事業を開始した。保健師が健康な高齢者を家庭訪問し、世帯の検診受診状況と来年度の検診のお勧めをするとともに、その家庭に合った市の保健事業や介護予防事業などの紹介とお誘いや健康相談を行う。今年度は橋北をモデル地区に選定し、115世帯を対象に年内に実施する予定。

 

 市保健課によると、独居高齢者と高齢者世帯への訪問は民生委員や包括支援センターなどにより実施され、介護保険利用者はケアマネージャーによる定期的訪問が行われている。しかし、それ以外の健康な高齢者に対しては、訪問という形よりは各種教室や検診などの場面での接点が主となっている。

 

 このため、今回の事業は健康な高齢者世帯を訪問することにより、地域の高齢者の実態とニーズを把握し、その結果を地域の保健事業や介護予防事業に反映させる。また、市民それぞれに必要な保健事業や介護予防事業などにつなげることで健康づくりへの「気づき」「きっかけ」を見出していくことを目的としている。

 

 モデル地区に選定した橋北は、高齢化率が市内4番目、介護認定率が5番目に高いが、特定健診受診者が少ない。このため、健康福祉委員が協力し、健診受診率アップを今年度の重点目標に取り組んでいる。ほりばた長寿支援センターを利用しやすい点も選定理由に挙げた。

 

 訪問対象世帯は、橋北の中でも同センターを利用しやすい江戸町113世帯、二本松45世帯の計158世帯のうち、地域包括支援センターによる75歳以上の独居・高齢者実態把握調査の対象43世帯を除く115世帯とした。

 

 訪問にあたっては、対象世帯の健診受診状況の用紙を作成し持参説明する。また、必要と思われる保健福祉事業の紹介と健康相談・血圧相談などを行う。わかりやすく説明するために「家族の健康ファイル」「健康お役立ちガイド」のほか、各種保健事業を映像で説明する「ipad」を資料として持参する。

  

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