飯田市が授乳・育児相談助成券を交付

子育て・医療・福祉

[ 2016年 6月 30日 木曜日 9時37分 ]

 飯田市は7月から、産後の母親が授乳や育児に困った際に、医療機関や助産所で利用できる「授乳・育児相談助成券」を交付する。1回2000円分を2枚交付。子どもが1歳になる前日まで、市内を中心に委託先の7施設で利用できる。

 市版総合戦略に盛った「妊産婦さんがホッとできる機会づくり」の一環。市保健課によると、産後間もない時期は、特に初産の母親で授乳や育児への不安は大きい。助産師への相談ニーズが多い一方、費用面から利用を控える現状もあるといい、今回の助成で後押しする。市内の初妊婦は年間400人ほど。当初予算は約半数の利用を見込み、助成分として80万円を計上した。

 産後の悩みは「母乳(ミルク)を飲ませてもすぐ泣く」「おっぱいが張る」「赤ちゃんの体重は増えているのか」「抱っこしないと寝ない」「疲れやすい」など様々で、助成券は乳房ケアや授乳・育児相談に加え、産後の健康相談でも利用できる。今回の対象施設の授乳・育児相談費用は1回2000円~4000円という。

 助成対象はことし4月以降の出産者。助成券は、7月以降は妊娠届出時に母子手帳と合わせて交付し、すでに妊娠届を提出している人には出生届の提出後に郵送する。その他の対象者にも郵送で対応する。妊娠届時の「安産のお守り」をイメージした助成券用の封筒も作成した。

 「安心して飯田市で産み育てられるように」「少しでもホッとできるように」「次も市で産み育てたいと感じてもらえるように」の気持ちも込めた助成事業。同課の担当者は「助成券の活用で、少しでも育児への不安が軽減されればうれしい」と話している。

 利用可能施設は次の通り。予約制。

 【医療機関】

 ▽下伊那赤十字病院(松川町元大島)▽飯田市立病院(飯田市八幡町)=自費で乳房ケアを受ける場合のみ、他の相談で利用可能。

 【開業助産所】

 ▽たひら母乳育児相談室(同市下久堅)▽バースコンダクター・楽育(同市三日市場)=出張専門▽よしみ助産院(同市立石)▽はぎもと助産院(同市八幡町)▽サンフラワー助産院(同市鼎上山)

  

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