飯田市で認知症講演会~人形の寸劇などで啓発~

子育て・医療・福祉

[ 2013年 2月 25日 月曜日 15時21分 ]

 飯田市は22日、認知症講演会を高羽町の飯田人形劇場で開いた。約200人が参加。NPO法人峠茶屋運営者の江森けさ子さんと介護福祉士の今村俶子さんを講師に迎え、講演や人形による寸劇を通して、認知症に対する理解を深めた。

 認知症患者やその家族が地域の中で見守られながら「自分らしい暮らし」ができるまちづくりについて考えることをねらいに開催した。

 同NPOで「グループホームすみか」を運営する江森さんと、同ホームに勤める今村さんは、認知症や患者への接し方について理解を深めてもらおうと、2009年から人形劇による啓発活動を実施。この日は、同ホームで生活する利用者をモデルとした人形3体を用意し、認知症患者の気持ちや周囲への思いを人形に託して訴えた。

 「仕事に行く」と言って外に出て行ってしまう「じいちゃん」については、顔写真や特徴などを地域に知らせ、見掛けた場合には呼び止めてもらえるような環境づくりを行うよう呼び掛け。何度も同じことを繰り返してしまう「ばあちゃん」への対応方法なども紹介していた。

 江森さんは「徘徊というが、本人は家に帰りたいなど目的があって出て行く。でも自分のいる所や家の場所、道がわからなくなってしまう。その気持ちを周りが理解してあげたら、認知症の人は安心して地域で暮らせるようになるのでは。正しい知識を持っていることで、不安をやわらげることができる」としていた。

  

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