飯田病院「えんじゅビル」の開所式

子育て・医療・福祉

[ 2015年 10月 11日 日曜日 8時55分 ]

 飯田市大通の社会医療法人栗山会飯田病院(原重樹院長)は10日、大通1丁目の旧シュガーランドビルを取得し整備した、介護保険事業拠点「えんじゅビル」の開所式を行った。高齢化が進展する飯田下伊那地域において、在宅医療や訪問看護を重点課題ととらえ、在宅患者や家族を支える体制のさらなる強化を図る。

 「えんじゅビル」は、鉄筋コンクリート造地上3階、地下1階建て。延床面積は約1100平方メートル。1階にデイサービスセンターメイプル(2016年1月にデイケアへ移行予定)が入るほか、2階には訪問介護ステーション「たんぽぽ」、同「すずらん」、飯田病院訪問リハビリテーション、居宅介護支援飯田病院の事務所が設けられた。

 3階は会議室やスタッフルームとして利用。職員数は約45人。13日から業務を開始する。

 ビルの名称は同院職員から募集し「えんじゅ」に決定。由来となったエンジュの木は、「幸せを呼ぶ縁起の良い木」と言われる他、寿命を延ばす「延寿」との語呂合わせもあり採用されたという。

 同院では「今後ますます在宅医療、訪問看護の重要度が増す」と考え、院内が手狭になってきたこともあり、外部に新たな事業拠点の設置を検討。そうした中、昨夏に同ビルを取得し、ことし6月下旬から改修工事に着手した。事業費は、ビルの取得費、改修費合わせて約2億5000万円。

 開所式で原院長は「在宅医療の拠点となる施設を設けることができた。機能を最大限発揮し、地域の介護、福祉に役立てていきたい」と力を込めた。

  

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