飯田病院が耳鼻咽喉科とアレルギー科開設

子育て・医療・福祉

[ 2011年 4月 16日 土曜日 9時59分 ]

 飯田市大通の飯田病院(千葉恭院長)は19日、耳鼻咽喉科とアレルギー科を開設する。医師に同市上郷別府出身で千葉大耳鼻咽喉科常勤講師、同大感覚器診療部門・手術部門でチーフを務めていた堀口茂俊さん(45)を迎え、聴能室や最先端設備を整えることで大学病院と遜色のない診断を提供する。

 同病院での耳鼻咽喉科の開設は60年ぶり。堀口さんは飯田高校卒業後、山梨大学、大学院を経て、スウェーデンストックホルムの医科大学・カロリンスカ研究所への留学経験を持つ。専門分野は鼓室形成術をはじめとする耳の手術、内視鏡を用いた鼻の手術、花粉症などのアレルギー疾患で、鼻科学会やアレルギー学会の代議員、鼻副鼻腔炎診療ガイドライン策定委員も務める。

 開設する同科は、これまで眼科のあった南棟1階部分を改修し、無音の聴能室を新たに設ける。設備面では、最新の聴力検査機器をはじめ、平衡機能、耳管機能、重心動揺などの検査機器を完備。これに加え短時間で精緻な撮影が可能な64列マルチスライスCT、脳活動部位の判定や血流異常部位の機能判定のためのファンクショナルMRIといった最新鋭機器もそろえた。

 一方、外来には患者説明用に、これら検査結果を機能的に映し出すサーバーを準備し、大型ディスプレイでマルチメディアを駆使した分かりやすい説明を行うなど「納得診療」を実践していく方針。手術用の顕微鏡などを除き、外来系の設備投資は約3000万円。夏までには手術設備が整う予定だ。

 「いつかは帰郷して、地域貢献を」と考えていた堀口さん。同病院からのオファーを快く引き受けた。「耳鼻咽喉科は感覚器科として、生活の質の向上を主たる目的とする新しい医療パラダイムとして再発見された診療科。その分野での研鑚を積んできた」と話し、「科学的な根拠に基づいた治療をベースに、不快な症状を治し、癒していく治療を提供していきたい」と抱負を語った。

 一般外来は毎週月、火、木曜日。受付時間は午前8時半から同11時。詳細の問い合わせは同病院(電話0265・22・5150)へ。

  

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