飯田病院・堀口医師 花粉の飛散情報提供へ

子育て・医療・福祉

[ 2012年 3月 26日 月曜日 15時34分 ]

 花粉の本格飛散がピークを迎えるなか、飯田市大通の飯田病院耳鼻咽喉科の堀口茂俊医師がセンター長を務める気象情報提供会社ウェザーサービス内のアレルギーリサーチセンター(千葉県成田市)は、花粉の飛散状況をリアルタイムで提供する新サービスを始める。本格提供を前に、花粉予報の有効性を見極めようと飯田下伊那地域でもモニターを使って調査する方針だ。

 同社はNTTドコモと提携して全国4000カ所以上設置してある花粉センサーを活用し、その日の気象情報も加味して花粉の飛散情報を算出。1時間ごと48時間先までの予報も提供しながら、風向きや気温に左右される飛散方向や量を地域ごとに細かく表示することで「新しいセルフケアになるのではないか」と堀口医師は期待を寄せる。

 詳細なデータに基づき花粉症を発症している人がデータを見ながらどのように行動特性を変えるのかも調べて本格提供に生かしていく考えで、県内でも特に花粉が多く飛散している飯田下伊那地域でもデータを集める。来週にも飯田病院のホームページからアクセスが可能になり、モニターでなくても飛散状況を確認できる。堀口医師は「興味を持ってアクセスしてもらえれば」と話している。

 またスギやヒノキ花粉などの植物花粉以外にも、ネコやイヌ、住宅の高気密化によりダニが年間を通して繁殖するなど、花粉症に似たアレルギー症状が増加している状況に「治療法も花粉症とは異なってくるため、アレルゲンの検査が望ましい」とも指摘している。

  

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