三六災害の教訓生かし

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[ 2021年 6月 7日 月曜日 15時17分 ]

 飯田市は6日、川の氾濫や土砂災害が起きたとの想定で防災訓練を行った。市内全20地区の自主防災組織と連携。土砂災害特別警戒区域に暮らす住民に対して情報伝達し、本部では目標管理型の図上運営も訓練に取り入れた。1961(昭和36)年に伊那谷を襲った豪雨災害「三六災害」の発生から60年の節目に当たり、三六災害の降雨量や被害状況を念頭に置いた。

 大雨・洪水警報、強風注意報、土砂災害警戒情報が発表され、積算雨量は300~500ミリ―を想定した。この日は市内全域の土砂災害特別警戒区域の住民に対し、午前9時に「高齢者等避難」、同9時45分に「避難指示」をそれぞれ出した。

 市役所では目標管理型災害対策本部運営図上訓練を実施した。土石流の発生や住民の孤立、通行止め、川の氾濫など、職員は被害内容を時系列にホワイトボードに書き出して被害状況を整理。状況の変化を予測し、目標を明確にした災害対応計画の作成過程を体験した。

 危機管理室の後藤武志次長は「状況認識を統一して対応できたと思う。実際の災害となると長期戦も予想されるので、長期的な視点も今後取り入れて行きたい」と話した。

 危機管理室によると、20地区で計5351人が参加した。土砂災害特別警戒区域に居住する997世帯のうち858世帯が参加し、参加割合は86・2%だった。

◎写真説明:目標管理型の図上運営訓練

  

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