下伊那漁協とかわらんべが親子向けに放流や釣り体験

その他

[ 2016年 5月 10日 火曜日 16時06分 ]

久米川でマス釣り 下伊那漁業協同組合と天竜川総合学習館かわらんべは7、8の両日、親子向けに川の学習とアユの放流体験、久米川での魚釣り体験を行った。催しを通じて川遊びの楽しさや危険さ、自然の大切さについて学んだ。

 

 かわらんべでの放流や釣りでの自然学習は、下伊那漁協の支部事業として始まり、3年ほど前から組合全体の事業となった。自然に触れる機会が少なくなる中、川や魚に触れることで、自然学習への関心を高めるとともに、自然環境の大切さを感じてもらおうと続けている。

 

 初日は親子56人が参加。かわらんべ正面の天竜川でアユ10キロ(約800匹)を放流し、アユの生態や自然絶滅した経緯、放流事業を行う必要性などを学んだ。

 

 2日目の釣り大会には66人の親子連れが参加した。会場の久米川にはニジマス500匹、アマゴ600匹が放流され、釣堀のようにびっしりと魚が並んだ。

 

 子どもたちは、下伊那漁協の組合員に教わりながら、前日作った仕掛けを釣竿に取り付け、川に陣取った。半分以上の子どもにとって今回が初めての魚釣りだったが、釣竿を垂らすと次々と魚が食いついた。

 

 初めて魚を釣り上げた伊賀良小4年の男子児童(9)は「魚釣りはゲームでしかやったことがなかった。いっぱい釣れてうれしい」と喜んだ。

 下伊那漁協の下島保徳組合長は「昔は川で遊んで魚を捕まえ、親に料理してもらって食べたという人も多いが、いまは自然に接する機会が少なくなった。川での体験を通じて、大人になって田舎に帰り、その子どもたちに自然の楽しさを伝えていってもらえたら」と話していた。

 

  

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