伊賀良で「チャレンジ防災48」活用し消防団向け講座

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[ 2013年 2月 26日 火曜日 15時00分 ]

 総務省発行の市民向け防災テキスト「チャレンジ防災48」を活用した消防団向けの防災講座が24日、伊賀良消防署で開かれた。消防署員を講師に、飯田市消防団第10分団(伊賀良)の幹部ら21人が、救急や救助、地震体験、耐震などの実技などを学んだ。

 大規模災害では、行政による「公助」だけでなく、市民による「自助」や「共助」が重要になる。伊賀良消防署では地域の防災力向上へ、まずは消防団に「チャレンジ防災48」を活用した講座を呼び掛け。昨年は同消防署管内の第10分団、第15分団(鼎)、第7分団(竜丘)の3つの分団でそれぞれ消防団の要望に応じた講座を行った。いずれは地域の一般住民へも広げていく構えだ。

 この日の講座では、県の地震体験車両を使い、2004年のスマトラ沖地震の揺れを体験。その後▽救急▽救助▽ディグ(図上訓練)―の3つの講座を行った。救急では、応急手当てなどで基本になる三角巾を使った止血法やねんざの固定方法、毛布や服を使っての応急たんかの作り方などを確認。ディグでは、参加した団員の各自宅の間取り図や家具配置を書き出し、地震の時に危険となる場所を確認。寝る場所や家具配置の工夫、耐震グッズの活用などの必要性をあらためて感じた。

 救助では、3―4人が一組となり、倒壊家屋の下敷きになった人を助ける訓練を実施。リーダー役が状況を把握しながら指示を出し、角材やバール、ジャッキなどを使って、下敷きになった人を救出した。

 講評で杉本宗生署長補佐は「自助、共助、公助があるが、大災害では公助の救助、救急の手が届くまで時間かかる。自分の身を守り、地域で助け合うことをお願いしたい」と呼びかけた。第10分団の矢澤智彦分団長は「消防団員がしっかりと技術と知識を身につけ、いずれは地域の住民に広めていきたい」と話していた。

  

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