公用車の事故が多発 飯田市 前年比約2倍の発生ペース

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[ 2018年 11月 26日 月曜日 15時50分 ]

 飯田市の公用車の交通事故が本年度に多発している。26日現在で23件が発生し、2016年度の年間18件、17年度の同15件を大きく上回る状況。市総務部は「恒常的な安全運転の仕組みづくりに取り組む」としている。

 市側は26日に開会した市議会12月定例会で、公用車の事故に伴う損害賠償3件の専決処分を報告。吉川秋利議員は通告質疑で「定例会ごとに事故の報告がある」と苦言を呈し、発生状況や保険対応、防止対策などをただした。前年比約2倍の発生ペースに「非常事態宣言を出してもよい状況」と抜本的な対策を求めた。

 市総務部によると、市の公用車は450台余。交通事故に伴う損害賠償は市が加入する全国市有物件災害共済会の保険で対応している。17年度の市の年間保険料は1台あたり1万数千円の計約650万円で、損害賠償費用として約300万円の給付を受けた。

 寺澤保義総務部長は「本年度は事故が多い状況」を認め、7月から毎月の部長会で発生事案の内容を共有し、今月に全職員を対象に「安全運転宣言」を求めたことを報告。「公用車は市民の財産。宣言内容や気を付けている視点などを集計し、足りない部分を分析して対策を講じる」と話した。

 市は13年度から日常的に使う公用車の更新時にドライブレコーダーの設置を進めており、同日現在の装着率は23.5%(318台中75台)という。

  

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