南信濃で災害復興ボランティア作業

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[ 2010年 7月 26日 月曜日 10時06分 ]

 7・14集中豪雨災害で土砂流入被害を受けた飯田市南信濃木沢小道木地区の山崎兼照さん(77)方で24日、建物の内部と周辺の土砂を排除するとともに、土砂流入を防止するため土のうを積み溝を掘るボランティア作業が繰り広げられた。

 山崎さんの長男で建築業の訓聖さん(48)から相談を受けた市が「直接的には手が出せないが、交通規制や健康管理、用具準備、安全管理などで側面的にボランティアを支援することはできる」として、同市社会福祉協議会ボランティアセンターを通して災害復興ボランティアを急募した。

 募集期間が2日間しかなかったが、市のメール情報で知った一般市民9人と牧野光朗市長以下職員37人がボランティア参加。これに関連部署の職員12人が側面的支援に加わり、総勢58人が作業にあたった。参加者は3班に分かれ、スコップやつるはしなどを使って硬くなった土砂を汗だくになりながら取り除いた。土砂はバックホー2台を使って搬出した。

 連日猛暑が続く南信濃はこの日も早朝から晴れ上がり、日中の最高気温が38度を超えるとの予想も。市は、熱中症対策にスポーツドリンクを補給してもらったり、斜面の土砂が滑るとサイレンが鳴るセンサーを取り付けるなど安全対策に万全を期した。

 作業開始に先立ち、牧野市長から市の見舞金を贈られた訓聖さんは「父親が入院したため1月に名古屋から帰郷したばかり。災害当時は声を掛けられて母親と一緒に近くの生活センターに避難したが、心配で戻ってきたら土砂が押し寄せてきておりびっくりした。今は教員住宅で避難生活をしているが、母屋が住める状況なので、これからもここにおりたい。離れや住宅周辺に埋まった土砂の排除や土留めなどの作業は自分たちだけではできないので、非常に助かる」と感謝した。

 牧野市長も「大勢の皆さんにボランティア参加していただき感謝する。行政としてもできる限りの支援をしたい」とあいさつ。上郷別府から参加した会社員の清水孝啓さん(53)は「市のメール情報で募集を知り応募した。ことしで19回目の中央構造線サイクリング大会が集中豪雨で中止となり、第1回から参加してお世話になっている恩返しのつもりで参加した」と話していた。

  

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