南信濃で38.5度観測 7月の県内最高 少雨の影響、農作物にも

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[ 2018年 7月 25日 水曜日 16時14分 ]

38度を表示する南信濃の気温板

 高気圧に覆われた影響で飯田下伊那地域は25日も厳しい暑さが続き、午後1時現在の気温は飯田が35・0度、飯田市南信濃が36・3度となっている。24日には南信濃で38・5度を観測し、県内7月の観測史上最高を更新。雨が降らず、農作物にも影響が出始めている。

 南信濃は25日で猛暑日が12日連続となった。

 24日の38・5度は午後2時35分に観測した。同地点の7月の過去最高は2012年7月31日の38・0度だった。

 地域気象観測所アメダスのすぐ近くにある南信濃和田のスーパー、ヨシマルヤストアーでは90箱あったアイスクリームが売り切れた。店は仕入れを週2回に切り替えて対応。酒井定彦社長(63)は「アイスが売れるのはありがたいが、暑さのせいか他の食料品が売れない。夕立でもいいから降ってほしい」。

 和田の農業、高根伸子さん(76)は日中行っていた農作業を朝の6時からするようにしている。「例年だと8月下旬のみさやま祭りまでは気温が上がる。農作業の時間が短くなってしまい困っている」と話した。

 和田の商店街ではこの日、40度を表示する電光板もあった。

 猛暑や少雨の影響は、農作物にも出始めている。

 JAみなみ信州営農部によると、果樹では出荷最盛期を迎えているモモのあかつきの生育が止まり、ピークをつくれない状況という。

 8月から出荷が始まるナシやリンゴも、少雨により果実の肥大が進まない小玉傾向がみられていることから、潅水を呼び掛けている。

 野菜は露地栽培の一部で生育不足や品質低下が生じているといい、潅水やハウス施設の遮光などを指導している。

 長野地方気象台によると、25日午後から夜遅くにかけては大気の状態が不安定になり、県南部では雷を伴って激しい雨が降る恐れがあるという。

  

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