南信濃で河津桜が早くも開花

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[ 2016年 1月 15日 金曜日 9時18分 ]

 飯田市南信濃和田の遠山川沿いにある河津桜のうち1本が早くも開花し、話題になっている。例年は3月に開花しているため、天龍村のJR伊那小沢駅のカンザクラと同様、狂い咲きと見られる。

 開花した河津桜は、和田の遠山川左岸で南信濃B&G海洋センター近くの1本。2、3輪が濃いピンク色の花を付けている。

 近隣住民らによると、7日頃にはすでに咲いていたという。この木の近くでは竜峡小梅も咲いており、一足早い“競演”として話題を集めている。

 静岡県伊豆半島の河津町が名所として有名な河津桜は、早咲き桜の一種で、ソメイヨシノよりも桃色の色彩が濃く、花期が1カ月と長いのが特徴だ。

 遠山郷の河津桜は、旧南信濃村出身の男性が「長く南信濃の春を彩り、地域振興につなげてほしい」と2001年に寄贈。住民らが約200本を和田の中橋から松島にいたるまで約1キロにわたって植栽した。

 同センターで働く八重河内の男性(72)は「こんな早い時期に咲いた記憶はない。驚いた」と話していた。

 地区に隣接する天龍村でも例年は2月ごろに開花するJR伊那小沢駅のカンザクラが7日にほころんだが、観察を続けている村は異例の気温上昇による「狂い咲き」と見て、開花宣言を見送っている。

  

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