台風18号の影響で飯伊地域にも被害

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[ 2013年 9月 17日 火曜日 9時03分 ]

 大型の台風18号は16日午前、飯田下伊那地域を通過した。飯田で午前0時から11時までの雨量が145ミリに達するなど各地で大雨となり、土砂崩れなどの被害が相次いだ。同市上村・南信濃には避難勧告が発令された。

 台風18号は午前8時前に愛知県豊橋市付近に上陸。9時には中心が飯田市付近を通過し、10時半現在は北北東に時速45キロで進んだ。中心気圧は975ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は30メートル毎秒。

 飯伊では明け方から広い範囲で激しい降雨があり、飯田では台風が最も接近した午前10時からの1時間に44ミリの激しい降雨があった。

 午前11時までの累積雨量は同市南信濃で208・0ミリ、阿南町で186・0ミリ、泰阜村で145・0ミリ、飯田市上久堅で137・0ミリに達した。

 同現在までに土砂崩落や増水などの報告が相次いでいる。

 県飯田建設事務所によると、崩落などによる通行止め規制は同現在までに約30件に及んでいる。

 阿智村浪合恩田の国道153号線では午前9時35分ごろ、土砂が路面に流出し、路上に堆積した。

 飯田市内では排水路から水が溢れ出し、窪地などに溜まる箇所も見られた。

 飯田市錦町の飯田線橋脚の下では、午前9時半過ぎまでに30センチ程の水が浸き、通行止め規制が敷かれた。

 同市育良町の県道では、高い場所から流れ込んだ水が道路に集まり、十数メートルの範囲にわたって深さ30センチ程浸水した。近くを流れる用水の水面も上がり、決壊を懸念する近くの人たちが見守った。

 同市鼎下山では用水が決壊し、近くの水田に流入する被害が発生した。

 9時20分に上村・南信濃地域の1021世帯2196人に避難勧告が発令された他、午前10時に飯田地域に土砂災害警戒情報がされ、市は土砂災害特別警戒区域の居住者323世帯1201人に対し、避難準備情報を発表した。

 台風の影響で、JR飯田線の一部が運休、中央自動車道では飯田山本インター―中津川インター間が通行止めとなった。

  

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