台風18号被害の続報

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[ 2014年 10月 8日 水曜日 9時30分 ]

 6日に静岡県の浜松市付近に上陸した台風18号は、関東を横断し、午後9時に東北の東の海上で温帯低気圧に変わった。県のまとめによると、飯田下伊那地域ではリンゴなどの果実が落下し、460万円の農業被害があった。

 6日に観測した飯田の最大瞬間風速は午後3時22分に観測した17・3メートル。飯田市下久堅や喬木、豊丘村の山沿いでは、台風が最接近するより少し前の午前6時から7時ごろにかけて強い風が吹き、収穫を控えるリンゴが落下したり、擦れ合う被害が発生した。

 県農業政策課によると、被害があったのは飯田市、喬木村、豊丘村の1市2村。いずれもリンゴの落下で、被害面積と被害額は飯田市が6ヘクタール・121万円、喬木村が14ヘクタール・183万円、豊丘村が8ヘクタール・156万円の飯伊計460万円だった。

 下久堅知久平の知久平諏訪神社では、境内にあるモミジの古木が倒れ、戦没者慰霊施設平和殿前の鳥居が損壊した。

 同社総代長の宮内稠さんによると、午前6時から7時ごろにかけて吹いた風によって倒されたものとみられる。

 高さ15メートル、推定樹齢数百年のモミジで、根元から折れ、高さ3メートルほどの鳥居の上部に直撃したとみられ、上部の笠木・島木の部分が割れて落下していた。

 宮内さんは「早朝だったため、周囲に子どもや人がいなくて良かった」と安どの表情を浮かべ、早期の修復を願っていた。

 台風接近に伴い、飯伊では5日午前の降り始めから6日の降り終わりまでの総雨量が阿智村浪合で210・5ミリ、阿南町新野で195・0ミリ、飯田で136・5ミリ、飯田市南信濃で179・0ミリに達した。

 雨の影響でJR飯田線は6日の始発列車から豊橋駅―辰野駅間で上下線の運転を見合わせ、飯伊の区間は午後2時46分に運転を再開した。

 同日の全区間の運休列車は上下線計104本(下り51本、上り53本)で、約7200人に影響があった。

  

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