台風18号被害の続報

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[ 2013年 9月 18日 水曜日 9時03分 ]

 大型の台風18号は16日午前に飯田市付近を通過した。飯田下伊那地域では阿智村浪合で293ミリを観測するなど西部や南部の山間地で激しい雨となり、土砂崩れや増水による被害が発生した。JR飯田線では泰阜村の門島駅―唐笠駅間で土砂流入が発生し、JR東海は同区間の運転を当分の間見合わせ、17日は代行バスを運転した。阿智村の一部が断水しているなど17日も影響が続いている。同日正午までに大きな人的被害はない。

 台風18号は午前8時前に愛知県豊橋市付近に上陸。9時から10時ごろにかけて中心が飯田市付近を通過し、北北東に進んだ。

 飯伊では一時、集中的に雨が降り、阿智村浪合では午前9時台に1時間の雨量が73・5ミリとなり観測史上最大を更新。飯田市南信濃や阿智村浪合、平谷村、根羽村など南部や西部の広い範囲で降り始めからの累積雨量が200ミリを超えた。

 重傷以上の大きな人的被害はなかったものの、阿智村伍和では自動車部品製造工場に土砂が流入し、軽傷の1人を含む4人が搬送された。

 避難勧告や避難準備情報が発令され、飯田市上村や南信濃、阿智村、豊丘村小園では住民らが近くの公民館などに身を寄せた。阿智村では29世帯が孤立した。

 飯田市と阿南町、阿智村、下條村で床上・床下浸水の住宅被害が発生した。

 ライフラインでは飯田、阿智、下條、大鹿村で倒木などによる断線などで2300戸を超える停電が発生。阿智村では伍和や浪合地区の約500戸が断水し、同現在まで続いている。

 国道153号線をはじめ、国、県、市町村道でも複数カ所で被害が発生。国・県道では11路線11カ所で全面通行止め規制が敷かれた。

 JR飯田線では泰阜村の門島―唐笠駅間、為栗―温田駅間で土砂流入、飯田市の時又―駄科駅間で路盤流出が発生。16日は飯田駅以南の県内区間で運転を見合わせた。

 17日は天竜峡―飯田駅間で一部を除く列車の運転を再開したが、門島―唐笠駅間では長さ40メートルにわたって160立方メートルの土砂が流入していることから、同社は平岡―天竜峡駅間について「運転再開には相当の日数がかかる」とし、17日は上下線20本の代行バスを運転した。

 JAみなみ信州によると、同現在までに大規模な農作物被害の報告はない。

  

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