台風6号により南部各地で土砂崩落

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[ 2011年 7月 21日 木曜日 9時05分 ]

 大型で強い台風6号は20日午前、和歌山県沖を時速20キロで東に進んでいて、同日夕に長野県に最接近すると見られている。飯田下伊那地域では天龍村で累積雨量が366ミリに達しており、下伊那南部を中心に土砂崩落などの被害が発生した。県下伊那地方事務所によると、同日正午現在、人的被害の報告はない。長野地方気象台は21日の朝までに多い場所で140ミリの降雨があるとみて、下伊那地域に大雨警報を出して警戒を呼び掛けている。

 台風接近に伴い、飯伊では18日夜から断続的に雨が降っている。長野地方気象台によると、降り始めから20日午後1時までの累積降水量は阿南町で320ミリ、飯田市南信濃森山が306ミリ、阿智村浪合が267ミリ、同南信濃が263ミリ、阿智が242ミリ、同市上村中郷が182ミリ、飯田が138ミリに達している。

 南部や西部を中心に激しい雨が降った地域があり、同市南信濃や阿南町、天龍村などの市道や村道で土砂崩落などの被害が発生している。阿智村智里の国道153号では20日朝、雨で地盤がぬかるんだ影響で電柱が倒れ、通行制限が行われた。

 天龍村では時折、波打つような激しい雨が降り、村は20日午前8時半に災害警戒本部を設置。崩落した土砂が道路を埋め、通行不能になった村道天龍川線の中井侍地点など、複数箇所で土砂崩落が発生しているため、職員が現地調査を進めている。

 また、南信濃の市道132号や市道赤石線、同南信濃142号も崩落や倒木、土石流などにより通行不能となっている。

 気象台によると、台風6号は20日の夕に県内に最接近すると見られ、21日朝までの雨量は多いところで140ミリに達する可能性があるとし、土砂災害や河川増水などへの警戒を呼び掛けている。

 そのほかの台風6号に伴う飯伊への影響は次の通り。

 【高速バス】

 中央自動車道は下り線の甲府昭和―八王子間、上り線の八王子―大月間で一時通行止め規制が敷かれ、高速バスの飯田―新宿線や飯田―横浜線が終日、そのほか一部の便が運休となった。

 【一般国県道】
 県飯田建設事務所によると、管理する国県道関連は19日から20日の朝にかけて、飯田市長野原や大鹿村、阿南町、豊丘村など少なくとも5カ所で土砂崩落や倒木(竹)が発生し、撤去作業が進められた。

 【鉄道】
 飯田線は天龍村の平岡駅から愛知県の中部天竜駅間の雨量が規制値を超えたため、20日の午前中は同区間の運転を見合わせている。

 【建物】
 下條村陽皐で20日午前7時ごろ、民家裏山で落石があり、壁の一部を損傷した。けが人はなかった。

 【ライフライン】
 飯田市上村、南信濃木沢地区の481戸が20日午前10時49分から停電。同11時46分に一部地域の送電が始まったが、正午現在で122戸の停電が続いている。

 【農業】
 JAみなみ信州によると、20日正午までに主な農業被害は出ていない。営農部は最接近に伴い強い風も予想されるため、必要に応じて防風ネットや支柱を設置するよう呼び掛けている。

  

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