国交省の専門家 喬木村の崩落現場を調査

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[ 2020年 7月 15日 水曜日 15時02分 ]

 喬木村加々須の県道大島阿島線で発生した大規模土砂崩落により、15日正午現在も同村大島地区の33世帯59人が孤立している。同日午前には国土交通省から派遣された専門家が崩落現場を調査。県に今後の土砂災害の危険性や道路の復旧方法などの技術指導をした。

 崩落現場は加々須区民会館から約1キロ南東。県飯田建設事務所によると、11日に山の斜面が高さ約60メートル幅80メートルにわたり崩れ、約1万立方メートルの土砂が県道に流出した。

 時折、斜面から土砂が滑り落ちる中、現場では15日も無線操縦のショベルカー1台を使って土砂の撤去作業が行われた。同事務所は「重機を(大島地区方面に)通すための土砂撤去」としており、復旧の見通しは立っていない。

 加々須川左岸では迂回路を設置するための工事が進んでいる。道路は400~500メートルほどで、川の増水が収まり次第、対岸まで橋を架けて物資運搬車が通行できるようにする。その後、地元車両や緊急車両が通れるように整備を進めるとしている。

 現地調査には道路や砂防の専門家計6人派遣された。6人は県職員の説明を受けながら大規模崩落と迂回路設置工事の現場を視察。作業をする上での注意点や追加で必要な調査などについて県側に指導した。国土技術政策総合研究所・道路基盤研究室の渡邉一弘室長は「仮設道路を設置して交通を確保する方向で進めてほしいと伝えた」と話していた。

 専門家らは午後から天龍村神原の国道418号の大規模崩落現場も視察。今後の国の調査や支援の検討材料とする。

◎写真説明:迂回路の設置工事の様子を視察した国交省の専門家ら(喬木村崩落現場)

  

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