7日午後10時半ごろ、飯田市龍江の県道飯田富山佐久間線上で、斜面から土石や岩などが崩落しているのを通行人が見つけ、飯田建設事務所に通報した。道路は遮断されたが崩落によるけが人、物損被害はなかった。
同事務所によると、崩落は高さ40メートル付近の斜面から始まり、幅は10メートルほど。道路に堆積した土石は150立方メートルに及ぶという。
同事務所では今後、斜面上部の状況を確認し、対策工法を検討。当面の間、同龍江イタチケ沢橋―天龍橋間を通行止めとし、天竜川対岸の米川飯田線を迂回路とする。
現場は県道飯田富山佐久間線、天龍橋から300メートル北へ向かった付近。