地域一丸で文化財保護、旧小笠原書院で消防訓練

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[ 2010年 1月 28日 木曜日 14時21分 ]

 飯田広域消防本部は文化財防火デーの26日、飯田市伊豆木の重要文化財、旧小笠原書院で消防訓練を行った。市の教育委員会をはじめ、地元まちづくり委員会、消防団員など約20人が参加。放水銃などを使い、火災から文化財を守る訓練に取り組んだ。

 同訓練は、火災や地震などの災害から文化財を守るため、住民の文化財愛護意識、防火意識を高めようと実施。26日に前後し、管内各地の神社、寺などで防火設備の立ち入り検査も行っている。

 この日の訓練は、来館者がいる中、書院内で漏電による火災が発生したとの想定で行われた。同書院の管理人らが自動火災報知機のベル音で異変に気付き、通報、初期消火、避難誘導を行い、最後に放水銃やポンプ車を使った放水訓練を体験した。

 訓練を終えた伊賀良消防署、小林友治予防係長は「文化財は再現できるものではないので、いかに防火するかが重要になる。地域全体で守るという意識を高めていってもらいたい」と総括した。

 また、同書院の管理を任される三穂まちづくり委員会、塩澤正夫会長(68)は「少しの気の緩みが火災につながる。訓練をいかし、日頃から防火意識を高めておきたい」と、気を引き締めていた。

  

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