地裁松本支部で飯伊関係初の裁判員裁判始まる

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[ 2010年 2月 17日 水曜日 8時33分 ]

 飯田下伊那関係で初となる裁判員裁判が16日、松本市の地裁松本支部で始まった。18席の一般傍聴席を求め、一般や報道関係者ら186人が集まった。県内で初めて性犯罪を扱う裁判員裁判となったため、関心の高さがうかがわれた。

 審理の対象は昨年7月、飯田市の民家で住民を脅し、現金を奪うなどした強盗事件。裁判は3日間の日程で行われ、18日に判決が言い渡される。

 初日は午前に裁判員の選任手続きを実施。午後1時半に開廷し、被告の罪状認否に続き、検察側、弁護人側の冒頭陳述などが行なわれた。事実関係に争いはなく、量刑がおもな争点となった。

 地裁松本支部は昨年12月15日、中南信地方の裁判員候補者の中から無作為に100人を選び、同月22日、高齢などの理由で事前に辞退が認められた人を除く76人に呼び出し状を発送。このうち事前質問票の回答により、介護や重い疾病などの理由で辞退が認められた33人と、住所変更などで呼び出し状が届かなかった6人を除く37人が最終的な候補者となった。

 この日午前に行なわれた選任手続きには、2人の欠席者を除く35人が出頭。午前9時過ぎからオリエンテーションが行なわれ、裁判員裁判の流れや事件概要などの説明、集団質問や個別質問を受けた後、6人の裁判員と3人の補充裁判員が選出された。

 午前8時半過ぎ、呼び出し状を受け同地裁を訪れたパート従業員女性は(34)は「自分の意見で刑の重さが決まると思うと複雑な気分。朝早くに子どもたちを預けてくるのが大変だった」と不安げな表情。手続きを終え、選任されなかった会社員男性(34)は「選ばれた場合は公平の立場で参加したいと考えていた。選ばれなくて正直ほっとしている」と話した。

 17日は午前10時から証人喚問や被告人質問、検察側の論告求刑、弁護側の最終弁論があり、被告の最終陳述で結審する。

 住居侵入、強盗強姦、銃刀法違反の罪に問われているのは、飯田市鼎上山、無職、森本龍司被告(40)。起訴状などによると、森本被告は昨年7月、飯田市内の民家に無施錠の玄関から侵入し、折りたたみ式ナイフの刃先を住人の顔に押しつけ「金はいくらある、どこにあるんだ」などと暴行脅迫し、現金12万円とキャッシュカードを奪うなどしたとされる。

  

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