天竜公園阿智線の伍和工区が開通 地元住民ら待望の道路祝う

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[ 2016年 4月 12日 火曜日 13時47分 ]

 阿智村伍和栗矢の主要地方道天竜公園阿智線伍和工区の開通式典が9日、現地で開かれた。地元住民や沿線3村の関係者が集い、テープカットや渡り初めなどを通じて、2006年から約10年間、総事業費約27億6000万円をかけた待望の道路の開通を祝った。

 同路線は泰阜村の主要地方道飯田富山佐久間線交点を起点に下條村の国道151号と交差し阿智村の国道153号交点を結ぶ約16・9キロの幹線道路。同工区の完成により、両国道間が全線2車線でつながった。

 同工区は栗矢トンネル(318メートル)、栗矢大橋(109メートル)を含む全長1040メートル。幅員が狭くすれ違いが困難な曲がりくねった道で、5分弱かかっていた区間が、改良によって所要時間1分までに短縮した。沿線の阿智村、下條村、泰阜村の3村の連携促進や地域振興、広域的な観光振興の効果が期待されている。

 工区のうち、栗矢トンネルはぜい弱な地質が多く難易度の高い工事となった。施工の安全性と地山の安定のために各種補強工事を実施。内部の照明はLEDを採用した。また、栗矢大橋は田代川から地上35メートル上空を通る橋で、1本の橋脚からヤジロベー工法で架設された。

 式典ではテープカットやくす玉開被に引き続き、3世代家族を先頭に下條村方面から阿智村方面へ渡り初め。栗矢トンネルや栗矢大橋の様子を確認した。

 阿智村の熊谷秀樹村長は「生活道路、観光道路として、交流人口の増加へ大きな役割を担う道路になる。リニア、三遠南信道時代の広域ネットワーク道路として、地域振興の推進に寄与することを願う」と話した。

  

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