天龍村で通学路に土砂崩落、あわや惨事に

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[ 2014年 10月 30日 木曜日 13時18分 ]

 天龍村平岡の村道長野・原線で28日午後5時23分ごろ、土砂崩落が発生した。村の中心部と原地区を結ぶ幹線道で、近くにある村立天龍小学校の児童たちが通学路として利用していることから一時騒然となったが、けが人はなかった。村は29日正午現在も調査を進めており、復旧のめどはたっていない。

 崩落したのは国道418号線との交点から北に約400メートルの急傾斜地で、天龍小学校から南に約300メートルの地点。幅23メートルにわたってモルタルの吹き付けがはがれ、道路上にモルタル片や巨石、土砂が崩れ落ちた。

 近くで暮らしている男性(42)によると、同時刻ごろにガラガラという石が落下したような音が聞こえ、その後に地鳴りのような低音が響いた。崩落は2回あったという。

 ここ数日間は降雨がなかったため、雨によるものではなく、上部の重みに耐えられなくなり崩落したものと見られる。

 村は、モルタル吹き付けに入っていた亀裂を監視してきたが、崩落前の調査で兆候は見られなかった。

 同道は天龍小学校の児童たちが通学で利用しているが、崩落が下校時刻のピークより1時間ほど後だったため、惨事を免れた。

 板倉恒夫教育長は「けが人がなく、本当に良かった」と安堵の表情。「子どもたちの安全を確保するため、当面の間は通学路の変更も視野に検討したい」と話した。

 崩落箇所は他の228地点とともに急傾斜崩落危険箇所に指定され、24日に村が県から報告を受けたばかりの場所だった。

 大平巖村長は「崩落が今後拡大するかどうかも含め、調査を進め、結果を早急に示し、県と相談しながら復旧を急ぎたい」と話していた。

  

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