卒業式前に通学路復旧 天龍村平岡の崩落現場

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[ 2015年 3月 18日 水曜日 11時39分 ]

 天龍村は16日夕、昨年10月に土砂崩落が発生した平岡の村道長野・原線の復旧工事をほぼ終え、供用を開始した。迂回路が1車線道路のため、通勤・通学時間帯には渋滞が発生するなど影響が続いていた。年度末までの工事を予定していたが、自動車通行の見通しが立ったため、通学路として大勢が利用している天龍小学校の卒業式に間に合わせた。

 同道は村の中心部の平岡商店街と小学校を含む公共施設が集積する原地区を結ぶ幹線道。昨年10月28日に国道418号線との交点から北に約400メートルの急傾斜地で、天龍小学校から南に約300メートルの地点で崩落が発生し、幅23メートルにわたってモルタルの吹き付けがはがれ、道路上にモルタル片や巨石、土砂が崩れ落ちた。

 降雨の影響ではなく、村が継続していた亀裂の監視でも兆候がなく、原因は不明。小学校の下校時刻のピークより1時間ほど後だったことが幸いしてけが人はなかった。

 迂回路がすれ違い困難な1車線道路の村道しかないため、朝の通勤時間帯には渋滞が発生。村は気温低下による凍結時などの対処を含めて常時監視体制を敷いていたが、住民たちは早期復旧を求めていた。

 一部工事が残っているものの、自動車の通行が可能な状況になったため、計画を前倒して供用。17日に卒業式を迎えた天龍小学校の児童たちは、思い出が詰まった通学路を歩いて登校することができた。

 同村建設課の課長補佐は「長い間迷惑をかけてしまったが、何とか卒業式に間に合わせることができて良かった。今後も村民の安全安心の確保に全力で努めたい」と話していた。

  

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