小渋川砂防出張所が見学会、大鹿小児童が地域の安全守る工事学ぶ

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[ 2016年 7月 7日 木曜日 15時35分 ]

大鹿小が砂防見学 国土交通省中部地方整備局天竜川上流河川事務所は6日、大鹿村の砂防・地すべり工事現場に、大鹿小学校の3、4年生12人を招き見学会を開いた。児童らは、工事現場で使われている重機に触れるとともに、測量や石に穴を開ける作業などを体験。また、ドローンを飛ばし、大西山崩壊地の映像を確認するなど、地域の安全を守るため、どんな仕事が行われているのか、理解を深めた。

 土砂災害防止月間(6月)に合わせ、防災知識の普及を目的に毎年開かれる同見学会。同事務所小渋川砂防出張所と、同出張所管内で工事を請け負う飯田下伊那地域の建設業者4社でつくる連絡協議会が体験内容を企画した。

 この日はまず、小渋川砂防ステーションで砂防事業の概略や、かつて同村内に大きな被害をもたらした三六災害について、映像や模型を使って学習。その後、塩川床固工群工事現場に移動し、実際にどんな工事が行われているのか、さまざまな体験を通じて学んだ。

 さらに大河原床固工群の現場では、三六災害によって崩壊した大西山の現状を、ドローンで撮影した映像をリアルタイムで見ながら確認。また、「自然の大切さを感じるとともに、川を守る気持ちを育んでもらいたい」と、アマゴ100匹の放流も行った。

 体験を終え、同校4年生の男子児童(9)は「工事現場で、何のために、どんな工事がされているのかを知ることができて良かった。とても勉強になった」と振り返った。

 小渋川砂防出張所の岡本明所長は「三六災害など、大きな災害の歴史の上に、今の村が成り立っていることを理解してもらいたい。災害が起きないよう、さまざまな工事を行い、頑張っている人たちがいることを知ってもらえたらうれしい」と話した。

  

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