市内の通学路で一斉街頭指導

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[ 2013年 4月 6日 土曜日 8時07分 ]

 飯田市教育委員会は5日朝、「通学路安全対策アクションプログラム」に基づく街頭指導を市内の約500カ所で展開した。啓発用のベストを着用した保護者や教職員、地域住民らが危険個所などに立ち、登校する児童生徒の安全を見守りながら、通行車両に注意を促した。

 昨年に全国で登下校中の交通事故が相次いだことを受け、同市などは学校区ごと計224の危険個所対策をまとめた同プログラムを先月に策定した。歩道整備や交差点改良などのハード対策は131カ所で順次実施。街頭指導用の蛍光ベスト約700枚、交通安全パトロール用の車両ステッカー約500枚を各校に配布している。

 5日の一斉街頭指導は前日までに入学式を終えた小中学校区で実施した。このうち、同市鼎中平の鼎小学校前の信号交差点では、真新しい蛍光ベストを着用した保護者や教諭、市職員ら10人ほどが協力。集団登校してきた児童らを手旗なども使って校内へ導いた。

 同プログラムの危険個所の一つである同交差点は変則の4差路で、5つの横断歩道がある。地元からの安全対策の要望も踏まえ、県公安委員会は3月に、歩行者用信号が一斉に切り替わる押しボタン式のスクランブル交差点に改良している。

 登校した5年生の男子児童(10)は「地域の人たちが僕たちの安全を見守ってくれてうれしい」とにっこり。スクランブル交差点については「待ち時間が長くなることもあるけれど、前より安全に渡れるようになった」と話していた。

 通学路の街頭指導は交通安全運動期間を中心に今後も定期的に実施する。同市教委学校教育課学務係の係長は「住民や関係機関などと協働で子どもたちの安全を守る取り組みを進めていく。痛ましい事故が起きないよう、ドライバーへ繰り返し注意を促していくことが重要」としている。

  

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