市立病院のDMAT隊が活動報告

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[ 2011年 3月 16日 水曜日 11時24分 ]

 東北地方太平洋沖地震の発生を受け、飯田市立病院が今回初めて派遣していたDMAT隊(4人)が14日夕、帰院し活動報告を行った。いわて花巻空港の救護所兼中継拠点(域外搬送拠点)で全国から集まった約70のDMAT隊と役割分担し、次々に運び込まれる負傷者を治療に優先するため振り分けるトリアージや、近くの病院への患者搬送に従事した。

 リーダーの平栗学医師(43)は「通常の医療はできない状況だった。初日は、体中砂だらけで濡れた2人の患者さんを空港から近くの病院に移せる状態にして搬送した。2日目は、運ばれてきた患者さんの名前や住所、年齢などを確認して治療班に渡した」と活動内容を報告。

 「ひとつでも何かお手伝いできればと思い行ったが、安全に任務を無事終えて帰ることができた。後方支援の人たちからの情報が心強く助かった」と感謝を述べた。活動報告を受けた野村隆洋副院長は「日を追うごとに毎日毎日とんでもないことが伝わってきている。そんな中、過酷な任務に応じ、飯田市立病院の看板を背負ってよく行ってきてくれた」と労をねぎらった。

 長野県からDMAT隊の出動要請を受けて飯田市立病院DMAT隊が病院の救急車で出発したのが11日午後7時20分。目的地を途中で福島から岩手に変更し、15時間かかって岩手県立中部病院へ到着したが、高速を降りてから道に迷ってしまい人に聞いたところ、医療支援に感激して道案内してくれたという。その後、花巻空港に目的地変更の指示を受け、12日昼過ぎ、いわて花巻空港へ到着、活動を開始。13日午後2時半に活動を終了し、帰途についた。

 隊員は平栗リーダーのほか、看護師の松澤洋子さん、山﨑勝三さん、業務調整員の帯川直純さん。後方支援(情報収集、計画、伝達)には業務調整員の伊藤健一郎、宮下忠幸さんがあたった。同院は、DMAT隊員として10人余りが指定され、研修を積んでいる。

  

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