年末商戦控え,生鮮中心に保健所が検査

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[ 2010年 12月 4日 土曜日 13時43分 ]

 県飯田保健福祉事務所は2日、食品の衛生管理や表示などが適切かどうかを調べる立入検査を飯田市内の大型店で行った。食品が大量に流通する年末年始を控え、安全意識や管理の徹底を図る狙い。食中毒予防に向けて、従業員らに手洗いの徹底や調理時の十分な加熱なども呼び掛けた。

 県内の各保健福祉事務所は毎年、短期間に大量の食品が流通する12月の約1カ月間にわたり、食肉や魚介類の卸業者、スーパーや旅館、弁当店などで一斉取締りを展開。ノロウイルスをはじめとする食中毒の発生防止や食品の安全、安心の向上に努めている。

 飯田保健福祉事務所では、28日までに管内の食品関連施設への立入検査を約300件予定。年末年始に多く出回る食品の中から45件ほどを検体として抜き取り、対象に応じて細菌や食品添加物、残留農薬などの詳細を検査する。

 2日の午後は同事務所食品・生活衛生課の職員2人が、同市上郷飯沼のジャスコ飯田店で立入検査を展開。店内に並んだ魚介類や食肉、惣菜や冷凍食品などの商品を見て回り、専用機器で表面温度を計測したり、ラベル表示の内容を確認したりして、問題や不備がないかどうかを調べた。

 県が同日に「ノロウイルス食中毒注意報」を全県に発令したことも踏まえ、店頭に並ぶ前段階となる調理・加工場の衛生面や保管時の温度なども確認した。

 近年の検査では、不備があったとしても、口頭で改善を求める程度が大半というが、担当職員は「年末は多種多様な食品が大量に流通する。従業員らの慌しさも増すだけに、しっかり確認していく」と話していた。

  

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