恵那山トンネルで安全パトロール

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[ 2013年 6月 28日 金曜日 9時07分 ]

 長野労働局の高森洋志局長は27日、天井板撤去工事が7月10日まで行われている中央道恵那山トンネル下り線(阿智村―岐阜県中津川市、全長8489メートル)の安全パトロールを行った。トンネル内外の作業現場を1時間ほどかけて巡回し、約1500人による24時間体制の工事が労働災害ゼロで完遂されるよう、留意点を伝えた。

 県内の労災は2010年から3年連続で増加しており、2013年も5月末時点で前年同期比11・2%増となっていることから、全国安全週間(7月1~7日)を前に安全意識を高めようと、飯田労働基準監督署(若林茂樹署長)と合同で実施。工期が19日間と短いため、安全対策に万全を期すよう求めた。

 天井板の撤去作業は同日午前6時現在、阿智村側から1・6キロ、中津川側では1・7キロまで進み、38%が終了。現場関係者によると計画通り順調に行われ、災害は起きていないという。

 高森局長ら6人は、発注者の中日本高速道路と施工している大林組の関係者から工事概要、作業内容の説明を受けてから現場を訪れ、撤去した天井板や隔壁板を粉砕するトンネル入り口付近、トンネル内を巡視。高所作業の方法や重機の接触災害対策、粉塵対策を重点的に確認した。

 講評では「十分安全対策をとっている印象」と評価した上で、新規入場者の教育を徹底するほか、作業車に運転者の名前を明示し、作業内容に適した防塵マスクが使われているかを確認するよう求めた。

 中日本高速道路側は「十分に反映させ、最後まで事故を起こさないよう一致団結したい」と応じた。

 県内の労基署は安全週間の期間中、全体で10回以上のパトロールを行う。

  

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