県警は20日、組織犯罪対策課の男性警部補(44)が飯田市内のコンビニエンスストアの個室トイレに拳銃1丁を置き忘れ、約50分後に回収したと発表した。拳銃には実弾5発が装填されていたが、使用された形跡はなかったという。
県警刑事企画課によると、警部補は同日午前8時ごろ、私服で市内を警戒中にコンビニに立ち寄り、トイレを利用。拳銃が入った収納ケースをベルトから外して壁のフックにかけ、そのまま置き忘れた。
同20分ごろ、店員が見つけて店内に一時保管し、同50分ごろ、店を訪れた別の捜査員に手渡した。
同課の和田行雄課長は「県民の皆さまに深くおわびする。指導を徹底し、再発防止に努めたい」とコメントした。